陸上やり投げのロンドン五輪代表ディーン元気(20=早大)が16日、故郷の神戸市にある東垂水小学校で「陸上教室」を行った。日本陸連主催の「キッズアスリート・プロジェクト

 夢の陸上キャラバン隊」として、ロンドン五輪短距離代表の江里口匡史(23=大阪ガス)や110メートル障害の三田恭平(21=立命大)、走り高跳びの土屋光(26=モンテローザ)と訪問。デモンストレーションやレッスン、リレーに参加し、児童と一緒に給食も食べた。

 リレーでは第1走者として「本気」で走ったディーンは「大人げなく、ね。生まれたのが垂水で、しゃべり方も一緒。純粋さがすごく伝わってきた」とすがすがしい笑顔。参加者に「僕たちアスリートが動くことの楽しさを伝えるだけじゃなく、みなさんから元気をもらいました」とあいさつしていた。