東京箱根間往復大学駅伝が来年1月の大会で第90回を迎えるのを記念したモニュメントが発着点の東京・大手町に完成し、25日に除幕式が行われた。ゴールテープを切るランナーの銅像と歴代優勝校を刻んだ板がゴール付近、コースを浮世絵で紹介するコーナーがスタート付近に設置された。

 銅像は彫刻家の松田光司さんが制作し「苦しい中にもうれしさが湧き出る感じを表現した」と説明した。台座には箱根駅伝の象徴として「絆」の文字が大きく刻まれた。

 関東学生陸上連盟の青葉昌幸会長は「箱根駅伝に新たな1ページを加えてもらい、こんなにうれしいことはない」とあいさつした。