<陸上:第55回東日本実業団対抗駅伝競走大会>◇3日◇埼玉県庁~熊谷スポーツ文化公園陸上競技場◇7区間=77・5キロ◇参加24チーム

 瀬古利彦氏(58)が総監督を務めるDeNAが、8位で来年1月1日の第59回全日本実業団対抗駅伝競走大会への出場権を獲得した。

 1区の上野裕一郎が区間賞を獲得する順調な滑り出し。3区のビダン・カロキも区間賞を獲得した。「あそこまでは想定内。(田幸寛史)監督が話していたように3位狙いだったので」と同総監督が話すように、5区終了時点で3位につけた。

 だが「力はあるけど、ケガをして練習を積めていなかった」(同総監督)という6区長谷川裕介が、区間19位と大ブレーキ。故障の影響から途中で6回ほどストップし、歩く場面があったという。「(最後は)1キロ5分ぐらいだったんじゃないかな。残り2キロだったらタスキは、つながっていなかったかもしれない。そこは運がいいかもしれない」と同総監督。

 今年は17位に終わった来年1月1日の全日本では、5位以内を目標にする。