<第91回箱根駅伝>◇2日◇往路◇東京-箱根(5区間107・5キロ)

 3年連続のシード権獲得を目指す帝京大は不安が的中し、往路16位に沈んだ。足に不安を抱えていた4区の野村雄一(3年)が、思うような走りができずに区間19位に終わり、流れが切れてしまった。

 シード圏内の10位に4分近く差がつき、中野孝行監督(51)は「今年は層が薄く、野村を使わざるを得ない陣容だった。1、2区も悪くはなかったが、うちの力がなかった。復路では1つ1つ、目の前のものをクリアしていくしかない」と渋い表情で話した。