昨年のロンドン五輪に陸上では戦後最年少で出場した土井杏南(埼玉栄高3年)が今日7日開幕の日本選手権を前に6日、東京・味の素スタジアムで練習を行い、男子100メートルで日本人初の9秒台を狙う桐生祥秀(よしひで、17=京都・洛南高3年)から刺激をもらった。世界舞台は自分が先輩だが「今の桐生君はすごい。いい刺激になってますし、お互いに頑張ろうと言いました」と、この日の練習で再会を喜んだ。昨秋以降、腰痛に悩まされ、今日の女子100メートル予選が事実上の今季初レース。「しっかり予選を通過したいです」と話した。