KEI効果は箱根にも波及した。箱根駅伝(来年1月2、3日)に出場する順大が22日、千葉県内で練習を公開。チームをけん引する松村優樹主将(4年)は4年連続出場の「皆勤賞」を、昨年に続く1区で目指す。区間9位に終わっただけに「リベンジしたい。粘って5、6番にはつけて流れを作りたい」と話した。

 その松村優が、ある雑誌のアンケートで「尊敬するアスリート」として挙げたのが男子テニスの錦織圭。今夏の全米オープンで準優勝した映像を見て「世界と戦うには、あれぐらいの精神力の強さ、度胸、自信がないとダメだと知った。それでいて冷静」と絶賛した。錦織さながらの粘り強さで仲村監督が掲げる「5強入り」を狙う。