シマノレーシングの飯野嘉則(27)島田真琴(24)が3日、引退することが明らかになった。飯野は大学院卒業ながら98年にシマノレーシングに加入。国内、アジアを主な戦いの場として走り、その献身的なアシストでチームに数々の勝利をもたらした。飯野は自身のブログで「多くの方々に与えて頂いた身に余るようなチャンスのお陰で今まで走って来る事が出来ました。本当に心から感謝しています。まだ、現役生活は残っているので、ツール・ド沖縄のゴールラインを越えるまで応援よろしくお願いします」と、コメントしている。

 島田は98年にシマノレーシングに加入。その後欧州へ渡りトッププロ入りを目指し3シーズン走ったが、念願のプロになる事はできなかった。引退レースとなった10月31日の「みとよサイクルロード」(香川・三豊市)では、見事な走りで勝利し自らの引退に花を添えた。島田は自身のブログで「17年間大好きな自転車を続けて来て学んだことを今後の生活に生かし、少しでも自転車界に恩返しできるように生きていきます。たくさんの応援本当にありがとうございました」とコメントしている。