第3回佐渡金山ヒルクライム(佐渡市ほか主催、佐渡汽船ほか協賛、日刊スポーツ新聞社ほか後援)は16日、78人が参加して新潟・佐渡市の北沢選鉱場をスタートしたが、濃霧のため7・5キロ地点で打ち切り、中止となった。ゴールは大佐渡スカイライン最高地点942mだったが、標高700m以上の濃霧が晴れず、安全確保のため打ち切られた。女子の先頭で7・5キロ地点に現れた佐渡出身でさいたま市の会社員多田昭子(45)は「5月の佐渡ロングライドで210キロ完走後、だいぶ練習し、この大会に初めて参加したのに」と疲れた表情も見せず、残念がっていた。