<全国高校総体:陸上>◇2日◇大分銀行ドーム◇男子200メートルほか

 陸上男子100メートルで日本初の9秒台を狙う桐生祥秀(17=京都・洛南高3年)が、200メートルを制して3冠を達成した。

 決勝は向かい風1・4メートルの中、20秒66の大会新記録で優勝。100メートル、400メートルリレーに続いて3つ目のタイトルを獲得した。「絶対に3冠をとろうと思っていた。200メートルの大会新記録で満足しています」と話した。桐生は、予選を21秒48(向かい風0・7メートル)準決勝を21秒00(追い風0・1メートル)でともに1着で決勝に進出していた。