<柔道:グランドスラム東京2011>◇初日◇9日◇東京体育館◇男子60キロ級

 日本勢がベスト4を独占した男子60キロ級は、決勝で山本浩史(21=日体大4年)が、川端龍(22=国士舘大4年)に、朽木倒しで一本勝ちし優勝した。別ブロックからは決勝に、平岡の勝ち上がりが予想されたが「川端さんも講道館杯で優勝している。講道館杯の優勝者にチャレンジするつもりで臨みました」。自分も昨年の講道館杯で優勝しており、プライドは内に秘めていたようだ。世界ランクは3位だが、五輪選考は気の抜けない混戦の階級。「何とか首の皮一枚つながった」と引き締めた。