ロードレース世界選手権シリーズ最高峰のモトGPクラスに日本人で唯一参戦していた高橋裕紀(24)がシートを失うことが、1日決定的になった。ホンダ広報部によると、所属するスコット・レーシングが資金難から、有力スポンサーを持つ同僚のタルマクシを残して高橋との契約を解消する方針だという。近くチームから正式発表される見込み。シートを失えば、93年の伊藤真一以来続いてたモトGPクラスの日本人ライダーが途絶えることになる。