ノルディックスキー世界選手権ジャンプ女子で混合団体銅メダル、個人で4位に入った高梨沙羅(18=クラレ)が24日午後4時ごろ、羽田空港に帰国した。

 優勝が期待された個人は4位に終わり「正直不安があった。くやしい」と残念そうに話した。ただそれ以上に、混合団体のメダル獲得を喜んだ。「先輩たちの存在が大きかった」と安心して飛べたと振り返り「個人の悔しさよりも、団体のうれしさの方が大きい」と前向きに話した。

 3月に最終戦(オスロ)があるW杯では、個人総合優勝の可能性を残している。「結果は後からついてくるので、自分のジャンプをしたい」とあきらめてはいない。