複合個人ラージヒルでエースの渡部暁斗(北野建設)が、7位だったのが日本勢の最高だった。前半ジャンプ(HS134メートル、K点120メートル)で9位につけた。

 トップと32秒差でスタートした後半距離(10キロ)では、必死に前を追ったが、ハイスピードで展開する第2集団の中で足を使わされ、メダル争いには最後まで加われなかった。「速すぎてついていけなかった。120%でずっと追っていた。ただ、課題は明白なのでそこを強化して今後につなげたい」と悔しさの中に収穫も得ていた。

 前半ジャンプで4位の渡部善斗(北野建設)が18位、加藤大平(サッポロノルディックク)が20位、渡部剛弘(明大)が28位だった。ベルンハルト・グルーバー(オーストリア)が優勝した。