女子ショートプログラム(SP)で全日本選手権優勝の17歳、宮原知子(大阪・関大高)が自己ベストの67・02点で3位につけた。

 5大会連続出場で初の表彰台を目指す20歳の村上佳菜子(中京大)は65・48点で4位、全日本2位の18歳、本郷理華(愛知みずほ大瑞穂高)は自己ベストの62・17点で5位となり、24選手による28日のフリーに進んだ。

 グランプリ・ファイナルとの2冠を狙う18歳のエリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)がトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決め、世界歴代3位の77・62点で首位に立った。16歳のエレーナ・ラジオノワ(ロシア)が69・51点で2位だった。

 また、28日の女子フリーの滑走順が決まり、宮原は20番となった。直後にラジオノワ、トゥクタミシェワの2強が滑り、本郷は23番、村上は最後の24番に登場する。

 ペアはミーガン・デュハメル、エリック・ラドフォード組(カナダ)が初優勝し、川口悠子、アレクサンドル・スミルノフ組(ロシア)は5位だった。