女子ショートプログラム(SP)で、本郷理華(18=愛知みずほ大瑞穂高)は5位につけた。

 高校生最後の試合となる本郷が、勢いをみせた。後半になるにつれてスピード感が増す演技で、フィニッシュすると思わずガッツポーズ。「最初は少し緊張してスピードが出ていなかったが、後半は思い切りできた」と納得した。今季はGPシリーズ初制覇、全日本選手権2位と躍進した成長株が、またしても自己ベストを塗り替えた。3位だった2月の4大陸選手権ではスピンで得点の取りこぼしがあり、ジャッジの協力を仰いで肩の位置を修正。大一番で成果を示した。