世界ランキング5位で第1シードの錦織圭(25=日清食品)が4強入りを決め、大会2連覇へ大きく前進した。

 初戦の2回戦は世界85位のテイムラズ・ガバシビリ(ロシア)を6-3、6-4のストレートで下した。3回戦では昨年の決勝の相手の同31位で第15シードのサンティアゴ・ヒラルド(27=コロンビア)を6-2、6-1で返り討ちにした。

 準々決勝では同16位で第7シードのロベルト・バウティスタ(27=スペイン)を6-2、3-6、6-1で下した。第1セットは危なげなくキープし、第2セットこそ奪われたものの第3セットで2度ブレークし、相手に1ゲームしか与えなかった。

 25日(日本時間同日午後8時半開始予定)の準決勝では、同28位で第14シードのマルティン・クリザン(25=スロバキア)と対戦する。対戦成績は錦織の1敗で、昨年の全仏オープン1回戦で6-7、1-6、2-6でストレート負けしている。

 準決勝のもう1試合は、同8位で第3シードのダビド・フェレール(33=スペイン)と同66位でノーシードのパブロ・アンドゥハール(29=スペイン)が対戦する。