ロンドン五輪ボクシング男子バンタム級銅メダリストで、国際連盟(AIBA)から1年間の資格停止処分を受けた清水聡(ミキハウス)が25日、来年のリオデジャネイロ五輪出場について「可能性はゼロじゃない。諦めていない」と話した。

 大阪市内で行われたミキハウスの決起集会前に報道陣の取材に応じた。

 AIBAが設立したプロ団体への参加を表明しながら試合に出場しなかったことが処分の理由。4月上旬ごろに処分を知ったといい「どうなるんだろうという気持ちだった」と当時の心境を吐露した。

 処分期間は昨年11月からで、来年のアジア最終予選には参加できる見通し。「やるしかない」と力を込めた。