55カ国・地域の211選手がエントリーした男子個人戦は決勝で34歳の網代忠勝6段(兵庫県警)が昨年の全日本選手権を史上最年少で制した竹ノ内佑也4段(筑波大)を延長戦の末に破り、初出場で頂点に立った。

 網代は危なげなく勝ち進み、決勝は延長開始早々に小手を決め、第1回大会からの日本選手の連覇を16に伸ばした。

 世界選手権は3年に1度行われ、日本では1997年の京都大会以来4度目の開催。30日に女子の個人戦と団体戦、最終日の31日には男子団体戦が実施される。