飛び込みの男子3メートル板飛び込み決勝は来年のリオデジャネイロ五輪出場を決めている寺内健(ミキハウス)が468・15点で9位だった。何超(中国)が555・05点で優勝した。

 寺内は6回とも70点以上を出した。持ち味の安定感を示し「今持っている力は出せた」とうなずいた。

 500点以上が6人と極めてハイレベルの戦いになった決勝を「想定外」と驚いた。五輪へ向けた最大の課題はトップ選手に劣る難易率を上げること。日本の第一人者は「いろんな武器をみんなが持っている中、生身で戦っている気持ちだった。武器をしっかり装着したい」と気持ちを新たにしていた。