卓球男子で早大4年の大島祐哉(21)が、甲子園を沸かせる系属校の早実・清宮幸太郎内野手(1年)に負けない「卓球界のスター」を目標に掲げた。

 10日、中国オープンを終え、成田空港に帰国した。大会ではシングルスで世界ランク15位以内の3人を破って初の4強。準決勝では同1位の馬龍(中国)に敗れたが「力強さは通用したところもあって自信になった。清宮くんのように卓球男子のスター選手になれれば」と意気込んだ。来年の五輪出場の選考基準は9月発表の世界ランク。現在60位で6位の水谷、11位の丹羽らを追い、26日開幕のチェコオープンでの逆転を狙う。