世界ランク4位の日本が同19位のケニアに3-0でストレート勝ちした。通算3勝1敗で勝ち点10とし、現時点で12カ国中2位。今大会好調のサーブで連続ポイントを重ねた。上位2カ国に与えられる16年リオデジャネイロ五輪の出場権獲得へ、確実に白星を重ねた。今日27日は同6位のドミニカ共和国と対戦する。

 日本はサーブで終始寄せつけなかった。奪ったサーブポイントは10にのぼった。またぶれるボールでレシーブを揺さぶり、第1セットは18-14から6連続ポイントを奪った。真鍋政義監督(52)は「サーブが非常によかった。できるだけネットすれすれに打つよう言っている」と満足げに話した。試合後の選手たちは笑顔も、喜びを爆発させることはなかった。最終ラウンド(名古屋)では世界ランク1位の米国、同3位の中国と戦う。序盤の取りこぼしが許されない中で選手が気を緩めることはなかったが、また1歩リオへ前進した。