自動車のスーパーGT第5戦は30日、三重県鈴鹿サーキット(1周5・807キロ)で「インターナショナル鈴鹿 1000キロレース」の決勝が行われた。GT500クラスは、予選9位スタートの伊藤大輔、ジェームス・ロシター組(レクサス)が優勝した。

 序盤の雨や2度のセーフティーカーなどで、予定周回の173周を待たずに、最大延長時間の午後6時25分に到達し、163周目で終了となった。そんな悪条件の中、伊藤、ロシター組が盤石なレースを展開。9位スタートながら後続に1分20秒以上の大差をつけて勝利した。ドライバーは代わったもののレクサスは昨年に続き連覇となった。

 GT300クラスでは予選2位のアンドレ・クート、千代勝正、富田竜一郎組(日産)が、一時は8位まで順位を下げたが巻き返しに成功し、第2戦の富士に続き今季2勝目を挙げた。