自動車F1シリーズ第14戦の日本グランプリ(GP)は27日、三重県鈴鹿サーキット(1周5・807キロ)で決勝が行われ、総合トップのルイス・ハミルトン(30=英国、メルセデス)が、1時間28分6秒508で今季8勝目を挙げた。

 「とてもうれしいよ。前戦シンガポールは辛かったけど、そこから立ち直るためにチームが素晴らしい準備をしてくれたんだ。彼らなしではなしえなかった」と喜んだ。通算41勝で故アイルトン・セナに並び歴代4位タイ。「鈴鹿はアイルトンが走っていたことを思い出させるし特別」と話した。

 2位には同僚のロズベルク(ドイツ、メルセデス)。フェラーリのフェテル(ドイツ)が3位に入った。マクラーレン・ホンダ勢はともに完走し、アロンソ(スペイン)は11位、バトン(英国)は16位だった。