2020年東京五輪の追加種目選定で落選した世界スカッシュ連盟が、国際オリンピック委員会(IOC)に再検討を求める文書を送ったことが3日、関係者の話で分かった。

 最終候補に残っていたスカッシュは世界的な普及に努めてきたことなどをアピールしたが実らず、関係者は「世界連盟はIOCの意向に沿うように努力してきた」と話した。

 東京五輪の大会組織委員会は9月28日の理事会で野球・ソフトボール、空手、ローラースポーツのスケートボード、スポーツクライミング、サーフィンの5競技、計18種目を選定し、IOCに提案した。