リオデジャネイロ五輪出場枠を懸けた世界選手権最終日。女子75キロ超級の嶋本麻美(金沢学院大職)はスナッチで110キロを挙げたが、ジャークで3度失敗して失格となった。

 男子105キロ超級の太田和臣(九州国際大職)もスナッチで160キロを挙げたものの、故障の影響でジャークは記録なしに終わり、失格した。

 昨年とことしの世界選手権2大会の成績で決まる国・地域別の五輪出場枠は、ドーピング検査の結果を受けた最終順位確定後に国際重量挙げ連盟が発表する。

 ◇太田和臣の話 (負傷を抱えていたが)やらないという選択肢はなかったのでやったけど、どうにかなるレベルではなかった。

 ◇嶋本麻美の話 日本にいるときはいい調整ができていたが、移動などもあって、多少疲れは出ていた。調子も良くなってきたので、自信を持って挑んだのですが…。