31年ぶりの優勝に挑む同大(関西1位)が、慶大(対抗戦5位)に36-8と勝利し、好発進した。

 前半からエースWTB松井千士(3年)のトライなどで加点。17-3で折り返すと、後半もSO渡辺夏燦(かざん=4年)の2トライなど、合計6トライで大勝した。

 7人制ラグビー日本代表としてリオデジャネイロ五輪の出場権獲得した松井はトライを振り返り「こぼれ球を拾って、ディフェンスが崩れていたのが見えたので、一気にいきました」と笑顔。「全勝で4強に入って、正月を乗り越え、リオに向けて頑張っていきたい」と大学選手権での好成績を第1の目標に掲げた。

 次戦は20日にW杯日本代表WTB福岡堅樹(4年)率いる筑波大と対戦。「堅樹さんもスピードがあるけれど、自分もスピードには自信がある。対面で置き去りにしたい。楽しみです」と心待ちにした。