SP首位の宮原知子(17=関大高)は、フリーで139・59点、合計212・83点で大会2連覇を飾った。2位に樋口新葉(14=開智日本橋学園中)、浅田真央(25=中京大)は3位だった。

 選手のコメントは以下の通り

 1位・宮原  最初の方は硬かったけど、しっかり練習をしてきたので自信を持って滑った。GPファイナルではフリーで140点を出せたので、(世界選手権では)いま以上の点を出せるように頑張りたい。

 2位・樋口 今季で一番いい演技をすることができた。練習してきたことを出すことができた。来年に向けて課題も見つかったし、自信もついた。

 3位・浅田 冒頭に(トリプルアクセル転倒の)ミスがあって満足はしていないが、今自分にできることはできた。一歩一歩。経験として次につながる。SPが終わった時点でどうなるか、フリーは大丈夫かなとの思いもあった。練習を積み重ね、世界選手権でさらにいい演技ができるように頑張りたい。

 4位・ 本郷理華(19=邦和スポーツランド) 順位を考えずに力を出し切ろうと思ったけど、ジャンプで転倒して悔しい気持ちが大きい。練習でできることはたくさんして、この悔しさは世界選手権で晴らす。

 5位・白岩優奈(14歳=京都醍醐FSC) 憧れの選手のみなさんと一緒の組で滑れると思っていなかった。自分のできることを全部出し切った。高得点を出せたのでうれしかった。

 6位・村上佳菜子(21歳=中京大) 1発目のフリップで転倒したのと、プログラムを変更したことで焦りが出てしまったのかな。こういうことはもうないようにしたい。

 9位・本田真凜(まりん、14=関大中) (ジャンプ転倒など)すごく悔しい。緊張もあって全然自分の思っているような演技ができなかった。まだまだ実力が足りない。来年また戻ってきてリベンジしたい。