日本スケート連盟が2019年に開催されるフィギュアスケートの世界選手権の招致を目指すことが24日、関係者の話で分かった。男子の羽生結弦(ANA)に2連覇の期待が懸かる平昌冬季五輪の翌シーズンで、実現すれば7度目の日本開催となる。25日の理事会で諮る。

 会場は日本で前回開催した14年大会を実施した約1万8000人収容のさいたまスーパーアリーナなどが候補になるとみられる。国際スケート連盟(ISU)は18年世界選手権までの開催国を決めており、19年大会については早ければ4月の理事会で決定する見通し。

 日本スケート連盟の関係者は日本開催の可能性は高いとして「20年東京五輪が控える中、冬季競技の世界大会も日本で開催することでスポーツ界全体に相乗効果が生まれればいい」と期待した。