柔道のグランドスラム(GS)パリ大会(6、7日)に出場する日本代表が2日、羽田空港から出発した。

 女子48キロ級と並ぶ日本の伝統階級である男子100キロ超級も、ライバル同士の激突の可能性がある。世界選手権2年連続2位の七戸は「ベストを尽くすための準備はできた。誰にでも勝つという気持ち」と宣言。昨年の全日本王者で国際大会6連勝中の原沢は、「七戸さんとはお互いに良い形で刺激し合えれば」と冷静に話した。世界王者のリネールと戦う機会があれば、その結果も鍵を握ることになる。