葛西紀明(土屋ホーム)が合計266・8点で2戦連続の3位に入り、自身のW杯最年長表彰台記録を43歳8カ月に更新した。個人の表彰台は今季3度目で通算59度目。

 1回目127メートルの10位から、2回目にW杯のジャンプ台記録に並ぶ最長不倒の143メートルで順位を上げた。ペテル・プレブツ(スロベニア)が135メートル、132メートルの285・5点で今季9勝目、通算15勝目を挙げた。伊東大貴(雪印メグミルク)が5位に入った。竹内択(北野建設)は23位。

 上位30人による2回目に進めなかった栃本翔平は31位、伊藤謙司郎(ともに雪印メグミルク)は43位、作山憲斗(北野建設)は44位に終わった。

 ◇葛西紀明の話 しびれた。10位からのごぼう抜きは最高の気分。(2回目は)飛んだ瞬間から高くて、下の風も良かったのでぐわっと伸びた。(長女に)いいプレゼントになった。