米大学女子バスケットボールでテネシー大を8度全米一に導いた著名な女性指導者、パット・サミットさんが64歳で死去した。28日、家族が明らかにした。

 1974年から同大を38年指揮し、千勝を達成。84年ロサンゼルス五輪では女子の米国代表を率いて金メダルを獲得した。2011年に若年性アルツハイマー型認知症と診断され、12年に退任した。オバマ大統領も功績をたたえ、哀悼の意を示した。