15年世界水泳選手権シンクロナイズドスイミング混合デュエット代表の安部篤史(33=楓心舘シンクロク)が14日、来年7月の同選手権(ハンガリー・ブダペスト)への出場に意欲を示した。

 安部はこの日、東京辰巳国際水泳場で行われた「水泳の日2016」の「Mermaidレッスン(シンクロ体験教室)」に、講師として参加。男の子も含む受講者を熱く指導した。

 「今日はすごく楽しかった。シンクロ男子が少しずつでも増えてほしい」という安部は、自身の今後について「世界選手権を目標に体と気持ちを作っていきたい」と話した。

 6日には同水泳場で行われた「シンクロチャレンジカップ」男子ソロフリールーティンで優勝。唯一派遣基準の73点を超えた。女子は10月に選考会が予定されており、その結果も踏まえて派遣の有無が決まる。