日体大のリオデジャネイロ五輪・パラリンピックの報告会が28日、同大のキャンパスで行われた。

 五輪体操男子団体、個人総合金メダルの内村航平(27=コナミスポーツ)やパラリンピック女子400メートル銅メダルの辻沙絵(21)ら総勢40人のメダリストや監督らが登壇した。

 辻は約4500人の学生や関係者を前に20年東京大会でのさらなる活躍を誓った。小5から打ち込んできたハンドボールから陸上に転向したのは15年3月。決勝直前まで葛藤しながらも終えた初のパラリンピックについて「今回はとても緊張した大会でした。金メダルは取れなかったけど、メダルを取れてうれしくて一安心しました」と明かした。4年後に向けては「金メダルを取りたい。自国開催の五輪とパラリンピックを盛り上げていきます」と決意を口にした。