昨年9月に結婚した卓球女子のロンドン、リオデジャネイロ両五輪団体メダリストの福原愛(28=ANA)は11日付の台湾紙、蘋果日報のインタビューに「まずは家庭のことをうまくやってから卓球のことを考えたい」と当面は家庭を優先する考えを示し、2020年東京五輪への挑戦にも迷いをうかがわせた。

 東京五輪について「魅力はとても大きいけれど、私には家庭が非常に非常に重要で、じっくり考える」と答えた。現在は休養中で現役続行の意向を示しているが、復帰時期などについては明らかにしていない。

 結婚相手のリオ五輪台湾代表の江宏傑(27)については「私は初めて卓球と同様に大切な一人の人間を得たと感じている」と述べた。