日本ラグビー協会は16日、英会話教室を運営するイーオンとオフィシャルサポーター契約を締結したと発表した。15人制と7人制の男女各代表選手の英語力向上を目指し、日常会話に加えて試合や練習で使われる言い回しを集めた独自の教材を使ったレッスンなどで支援を受ける。

 15人制男子の日本代表はニュージーランド出身のジョセフ氏がヘッドコーチを務めるほか、チームには外国出身選手も多い。また、スーパーラグビーに日本チームのサンウルブズが参戦した影響で海外での試合が増え、日本協会の坂本典幸専務理事は「勝つには語学が必要」と話した。

 2015年ワールドカップ(W杯)代表で歴代最多98キャップを持つ38歳のロック大野均(東芝)は「多くの選手が海外で活躍することにもつながる」と期待した。