エース錦織圭(日清食品)が欠場した日本はシングルスでダニエル太郎(エイブル)と西岡良仁(ミキハウス)が2連敗し、後がなくなった。

 日本は第1試合で世界ランキング114位のダニエルが18位のリシャール・ガスケに2-6、3-6、2-6で敗れ、第2試合で85位の西岡が24位のジル・シモンに3-6、3-6、4-6で屈した。

 3日間でシングルス4試合、ダブルス1試合の計5試合で争われ、3勝したチームが準々決勝に進む。4日にダブルスの杉田祐一(三菱電機)内山靖崇(北日本物産)組がニコラ・マユ、ピエールユーグ・エルベール組と対戦する。

 ▽植田実・日本代表監督の話 初日を終わって0-2だが、なかなかポイントが取れない心境でプレーをしていたと思う。ポイントを取るひと工夫、ショットの精度で向こうが上回った。残念だが、あした(4日)に切り替えていきたい。

 ▽ダニエル太郎の話 出だしは緊張していて、サーブで(ラケットが)振り遅れていたが、やらなきゃいけないことはやった。スコアとしてはボコボコにされて悔しいが、このまま続けていかないといけない。

 ▽西岡良仁の話 流れに乗っていけなかった。ところどころでいい感じでプレーはできていたが、それを続けられなかった。相手にいい流れを断ち切られてしまって、少しずつ差をつけられた。