2021年に予定される次回の冬季アジア大会の開催地候補に、中国西部の新疆ウイグル自治区ウルムチ市が浮上していることが23日、大会関係者への取材で分かった。他に立候補の動きはなく、アジア・オリンピック評議会(OCA)は9月の総会で決定を目指す。

 OCAのアハマド会長は21日の記者会見で「中国のある都市が強い関心を示している」と述べていた。

 アジアには冬季競技の施設が整った都市が少なく、大会の開催地選定は近年難航している。今回の札幌大会は11年にカザフスタンで行われた第7回大会から6年も間が空く事態となった。