パリに行きたいか! テニスの全仏オープンジュニア・ワイルドカード選手権日本予選2日目が1日、横浜カントリー・アスレティッククラブで行われ、男女の決勝進出者が決まった。

 男子は、16年全日本ジュニア16歳以下4強の阿多竜也(16=相生学院高)が第1シードの羽沢慎治(17=西宮甲英高)を6-4、3-6、7-6のフルセットで破る金星で決勝に進んだ。2日の決勝で白石光(16=有明ジュニアTA)と対戦する。また、女子は第1シードの永田杏里(16=南山高女子部)と第2シードの内島萌夏(15=昭和の森ジュニアTS)との決勝となった。

 同大会は、全仏が開催されている赤土コートを世界に普及させるのと、日本のジュニア強化のために、フランステニス連盟と日本テニス協会が手を組み、昨年から始まった。同予選の男女の各優勝者は、5月にパリで行われる全仏オープンジュニア・ワイルドカード選手権に出場できる。また、同選手権で優勝すると、6月4日開幕の全仏オープン・ジュニア本戦への出場権を獲得できる。

 全仏オープンジュニアでは、錦織圭(日清食品)が、06年にダブルスで優勝している。