男子プロバスケットボールのBリーグは1日、都内の事務局で理事会を開き、リーグ戦に出場するための資格であるクラブライセンスの第1回判定結果を公表した。

 17~18年シーズンにBリーグ1部で戦うことができるB1ライセンスは、1部18クラブのうちの14クラブと、2部の山形ワイヴァンズ、茨城ロボッツ、西宮ストークス、広島ドラゴンフライズ、島根スサノオマジック、熊本ヴォルターズの6クラブに交付が決定した。B2の6クラブは今季の成績次第で来季B1昇格が可能になる。1部のレバンガ北海道、アルバルク東京、サンロッカーズ渋谷、三遠ネオフェニックスは、財務状況の最終確認や書類の不備、観客数の確認などの理由で4月5日の第2次交付に持ち越された。

 また、経営難に陥った2部鹿児島レブナイズが、リーグに対し公式試合安定開催融資を申請したことに対し、リーグが1500万円を上限に、融資を行うことも了承された。鹿児島は、制度融資を受ける制裁として今季の勝ち数から5勝を減じられる。鹿児島は、選手の給料の遅配や会場費、遠征費で未払いが生じている状況だという。