フライングヒルが行われ、葛西紀明(土屋ホーム)が3位に入った。19日の第24戦の2位に続いて44歳9カ月のW杯最年長記録で今季2度目、通算63度目の表彰台に立った。

 葛西は1回目に239メートルを飛んで223・9点をマーク。強風のため2回目が途中で打ち切りとなった。伊東大貴(雪印メグミルク)は22位、竹内択(北野建設)は27位。23歳のシュテファン・クラフト(オーストリア)が250メートルの244・3点で今季8勝目、通算12勝目を挙げ、W杯得点の合計で争う個人総合を1665点で初制覇した。日本勢は葛西が401点で同15位となったのが最高だった。