卓球女子の16歳トリオが、世界選手権に弾みをつける。

 1月の全日本選手権女子シングルスで史上最年少優勝した平野美宇(エリートアカデミー)伊藤美誠(スターツ)早田ひな(福岡・希望が丘高)の16歳トリオが7日、中国・無錫で開催されるアジア選手権(9日開幕)出場のため、羽田空港から出発した。

 平野が2種目、伊藤は4種目、早田は3種目に出場する。右肩を痛めていた平野、右膝靱帯(じんたい)を損傷した早田ともに、ケガからは順調に回復してきた。平野は「中国選手以外には絶対に負けない。中国選手にも勝てれば」と、世界選手権個人戦(5月29日開幕、ドイツ・デュッセルドルフ)への収穫を見つける決意は強い。