今季フィギュアスケートグランプリ(GP)ファイナル2位、全日本選手権3連覇の宮原知子(19=関大)が27日、都内で行われた日本都内で行われた日本スケート連盟の優秀選手表彰祝賀会に出席した。

 宮原は左股関節痛のため2月の4大陸選手権、3月の世界選手権を欠場。昨年12月の全日本選手権以来、4カ月ぶりに公の場に現れ「こういう場に来て、またみんなと会うことができて、頑張りたいなという気持ちが強くなりました」と明るい表情で語った。

 試合に出られない苦しい日々も「テレビの前でみんなの応援をしたり、リハビリに励んだり、いろんな曲を聴いて来季のことを考えたり」と有意義に過ごした。

 回復は順調で、今は陸上でジャンプ、走り込みなどを行っている。5月からは氷上での練習を再開する予定だ。

 宮原は「練習の虫」としてしられるが、最大の目標である10カ月後の平昌五輪に向け、無理をせず「1日1日を大切にして、エネルギーをためていきたい」と前向きに語った。