バレーボールVリーグ男子のサントリーに新加入した身長218センチのロシア代表ドミトリー・ムセルスキー(29)が17日、大阪市内での記者会見に出席した。前日16日に来日し、この日からチームに合流。12年ロンドン五輪金メダルなど数々の実績を持つリーグ最長身の男が、26日のJTとの開幕戦(東京・大田区総合体育館)を前に決意を語った。一問一答は以下の通り。

-ロシアのチームからサントリーへ移籍して

ムセルスキー 私は日本に来るのを夢見ていた。サントリーに来ることができて、非常にうれしい。貴重な機会をいただいたので、全力を尽くして、このチームに貢献したい。バレーをするだけでなく、日本人のみなさんにたくさんのことを学んで、勉強したい。いい姿を見せられるように頑張りたい。

-なぜ日本でプレーするのが夢だったのか

ムセルスキー 個人的に日本人へのイメージが非常にいい。頭が良くて、インテリなイメージ。日本の文化に対して興味があり、いつか日本に来たいと思っていた。バレーでも日本人選手の成長を見てきた。いい印象を受けていて、若い選手の育成に力を入れているイメージがある。自分の目で見てみたかった。

-どのような文化に興味を持っているのか

ムセルスキー 学生の時に世界史で、いろいろな国の歴史を勉強した。その中で最も印象的だったのが、日本史だった。なかなか具体的に説明できないけれど、豊かな歴史について魅力を感じている。その辺りも勉強したい。

-日本のファンからは何と呼ばれたい

ムセルスキー ファンの皆さんにお任せします。日本人にとって、言いやすい呼び方で問題ありません。

-サントリーでの目標は

ムセルスキー 秘密です…(笑い)。全てを使ってチームの勝利に貢献したい。自分のマインドをしっかりと発揮したい。たくさんのチームを相手に戦うので、その相手に合わせて、適したバレーを展開していけたらいいと思う。