首位を走る東京が2位彩たまを3-2で下し、4戦全勝で首位を守った。初戦のダブルスで水谷隼、大島裕哉組が、鄭栄植(韓国)、黄鎮廷(香港)組に0-2で敗れ、続くシングルス初戦も松平健太が、平野友樹に1-3で敗れ落とした。

後がなくなったが、続くエース水谷隼がチアゴ・アポロニア(ポルトガル)との大接戦を3-2でものにすると、勢いに乗って15歳の張本智和が鄭栄植を3-0で撃破。ビクトリーマッチ(延長戦)も張本が登場し、黄鎮廷を破り、1日2勝の活躍。

王者が大逆転で勝利をもぎ取った。主役を張った張本は「(ビクトリーマッチは)今までにない経験ですごく緊張した。手が震えるほどだった。これで、4戦全勝になったので残りも全部勝って優勝したい」と気合を入れた。

前回対戦は、10月24日に両国国技館で行われたリーグ開幕戦で、その時は3-1で下し、歴史的な1勝を挙げており、これで対戦成績は2戦2勝。頭1歩抜け出した格好だ。

会場には、東京と女子の神奈川の公式サポーターに就任した女子大生アイドルグループCollege Cosmos(カレッジ・コスモス)が駆けつけ、公式応援テーマに合わせたパフォーマンスで盛り上げるなど、勝利を後押しした。