男子テニスツアー、最高の舞台が日本にやってくるか!?

英国のメディアは17日、年末の上位8人だけが出場できる男子テニスのツアー最終戦ATPファイナルが20年を最後に、開催地のロンドンを離れることが確実になったと報じた。21年からの開催地には、イタリア・トリノか東京が有力とされている。

ATPファイナルは、09年からロンドンのO2アリーナで開催されてきた。しかし、ツアーを運営するATPは、21~25年の開催地を公募。世界40都市以上から応募があったが、昨年12月に、現在の開催地ロンドンを含むマンチェスター(英国)、シンガポール、トリノ、東京の5都市に絞られたとATPが発表していた。

ATPファイナルは、70年に東京で第1回が行われ、ロンドンを含む15都市で開催されてきた。世界のトップ8だけが出場を許されるエリート大会で、超豪華な待遇でも知られており、錦織圭が初めて出場した14年には「王様になったような気分」と大会を評していた。東京の招致には、日本テニス協会は直接、かかわっていない。