来年3月22日に開催される東京マラソンの大会要項が16日、大会組織委員会で承認され、従来は2万5000人だったフルマラソンの定員を3万人に増やすことにした。制限時間は7時間、10キロの部の定員は5000人で変わらない。

 過去2度の大会は参加希望者が殺到し、ことし2月の大会には約13万人が申し込んだ。こうした状況から増枠を検討し、スタート地点の東京都庁付近のスペースの関係で、5000人程度の増加なら可能と判断した。出場者が抽選で決まる点も、今後は連続して抽選で外れた希望者を救済する方法がないか検討する。

 来年から賞金レースとすることも決まり、金額などは日本陸連などと協議して決める。