福岡国際マラソンは7日、福岡市の平和台陸上競技場発着で行われる。来年8月の世界選手権(ベルリン)代表選考会を兼ね、タイムに関係なく日本人のトップになれば自動的に代表に決まる。

 レース前日の6日は各選手が調整し、アテネ五輪5位の油谷繁(中国電力)は雪と風で冷え込む中、真剣な表情で昼前に1時間弱のジョギングをした。指導する坂口泰監督は「動きがいい」と期待した。北京五輪補欠の藤原新(JR東日本)は競技場で最終調整した。

 外国勢は北京五輪銅メダルのツェガエ・ケベデ(エチオピア)らが出場する。ペースメーカーの設定は5キロを15分5秒前後で刻むことになった。