日本スケート連盟は21日の理事会で、2006年に表面化した不正経理問題で理事を引責辞任した城田憲子・元フィギュア強化部長を、2月の4大陸選手権(バンクーバー=カナダ)の日本代表のアシスタントチームリーダーとして派遣することを決めた。

 3月の世界選手権(ロサンゼルス)、来年のバンクーバー冬季五輪での代表スタッフ入りを視野に入れた措置で、城田元強化部長の公的な連盟活動への復帰を認めた。

 同連盟によると、織田信成(関大)ら複数の選手から城田元強化部長のスタッフ入りを望む声が上がったためで、選手強化を優先した。理事やフィギュア委員長など要職への復帰は今後も認めない。