来年1月の箱根駅伝で連覇を狙う東洋大が17日、埼玉・川越市内で会見を行った。今年4月に就任した酒井俊幸監督は「エースの柏原(2年)を軸として、大津、高見(ともに3年)は次に核となる選手。駅伝の鉄則は流れに乗ること。当日、動きのいい選手を使うつもり」と、直前までメンバーを固定せず、部内で競争させていくつもりだ。今年は山登りの5区で区間新記録を樹立し、初優勝の原動力となった柏原は「優勝したことでプレッシャーはあると思うが、優勝しないとこういったプレッシャーは味わえないので、これを楽しく感じることができれば」と、追われる立場となったが、落ち着いた様子で話した。