バレーボールの全日本選手権ファイナルラウンドは12月16日に東京・代々木体育館で開幕、15日に前日会見が行われた。

 男子で連覇を狙うパナソニックの南部正司監督は、「リーグ戦の4試合で反省点もあったが、それを修正して、できるだけコンディションは整えてきた。初戦からいいスタートを切りたい」と、抱負を述べた。日本代表でもある福沢達哉、清水邦広といった主軸の活躍に期待するとともに、新人の伊東勇樹を「リーグ戦3試合目で起用したら、期待以上にやってくれた。今回も思い切った使い方をしてみたい」とキーマンに挙げていた。

 また女子の昨年覇者久光製薬の大東雅史監督は、「昨年優勝したが、今年もチャレンジャー精神を持って戦っていきたい」とし、石田瑞穗も「去年は去年、今年は今年」と話していた。